ベンチャー企業に就職して6ヶ月。
大手企業時代とは仕事のスピード感や裁量権の大きさがかなり異なり、戸惑うことも多いですが結構楽しく働いております。
ですが、もちろん順風満帆というわけには行かず、人事関係ではかなりキツいなと感じています。
ベンチャーならではだと思うのですが、人１人の存在価値が大きいため、使えないと判断された人間にはいきなり辛い環境になってしまうことがあります。
辞めてもらうはありえない
前職では比較的大手の会社に勤めていたので、基本的にはどんな人間も教育する。
使えない人間でも使えるように育てる。どうしてもダメならばどこか適当な部署へ配属して自分の管理下から外す。そんな感じでした。
会社に利益をもたらさないけど、辞めてもらうという選択肢はないのです。（本気で何かやらかさない限り）
終身雇用の様々ですね。
辞めてもらうという選択肢がある
今の職場は違います。
社長が使えないと判断した人間は切られます。
勿論いきなり明日辞めてね！みたいなことはないです。
ただ、改善点を提示されて改善が見られないようなら切られます。
私が入社してから辞めた人間はまだいませんが、そういう状況に追い込まれている人はいます。
最初（現在も）は正直厳しいなと感じています。
（この記事を書いた1ヶ月後に２人辞めています）
もう少し長い目で見て成長を見守ってもいいのではないかとも考えました。
ただ、その間にもその人に給料を払っているのは会社。
利益を生み出すことができなければ不採算です。
将来性を見込んで投資する価値があるかどうかを経営者は見極める必要があります。
簡単に人を切る会社が良いとは思いません。
しかし不採算を取り除き、今いる社員を守ると言った視点で見れば悪くないようにも思えるのです。
個人的には
理不尽な要求ばかりの経営者だったら、私自身ついて行けません。
ただ、認めて貰えば十分働きやすい環境なのは身を以て実感しています。
私も入社してすぐは全く使い物にならなかったです。
少しでも早く認めてもらえるよう行動してきた結果、半年経った今少しだけ認めて貰えてような気がします。
常に努力、改善を求められるような職場ではありますが、ただそこにいるだけで給料が振り込まれるような場所よりよっぽど居心地が良いです。
自分は自分。他人は他人です。
けれど、もっと楽しく働ける環境を作りたいなぁ。
